第二子出産レポ 計画分娩のはずが…?突然の破水に慌てふためく

妊娠38週3日、予定日まであと11日。第二子を無事出産しました。

2歳の長男も38週で生まれたので、何となく今回も予定日より早そうとは思っていたけど、その日は突然やってきた…!

計画分娩へ予定変更

月曜日、週1回の健診日。赤ちゃんの頭が結構下がってきていて、たぶん陣痛始まってから出産まで早いから、計画分娩にするのはどう?と助産師さんから勧められる。

長男も7時間で早く生まれてきたこともあって、次男くんも陣痛きてから早そうとの予想。

お家で生まれちゃっても大変だし、旦那さんも立ち合いやすいよー、ということで家族と相談した結果、今週の金曜日に計画分娩で出産することに決定。

なんだかこの時点で、出産日決まったしまだ大丈夫という謎の余裕ができてしまい笑、

昼間は長男と普通に公園で遊んだり、買い物に行ったり、いつも通り過ごしてました。

明日はスタバに行って、フルーツ牛乳フラペチーノ飲もうとか考えてた。笑

破水は突然やってきた

19:58長男の寝かしつけが終わって、起き上がろうとしたとき、

なんかおなかの中ではじけるような感覚が…!

音がなったわけではないけど、表現すると本当に「ぱんっ」ってかんじ。

何今のって思った瞬間、水がちょろちょろ流れるような感覚が…。

あ、破水した」って思いました。

ナプキン確認してみると、少し血が混ざったような色を確認。

おりものとは違って、完全にさらさらとした水でした。

そのあとも流れ続ける水。。

慌てて病院に電話すると、「あ、たぶん破水したねー。すぐ入院だから準備してきてねー」と看護師さんから言われる。

ここで気づく。

「入院準備、途中だったー-。」

主人にごめん、あとで色々持ってきてと頼み、とりあえず出発。

車中で陣痛スタート

それまで痛みはまったくなかったのに、車に乗ったとたん生理痛のような痛みを感じる。

何となく5,6分刻み。

でもまだ全然耐えられる痛みだったので、母と主人と

「きっと計画分娩で誕生日決められるの嫌だったんだねー。笑」とか雑談しながら移動してました。

コロナの影響で、立ち合いは許可されていたんだけど、

分娩ギリギリまで主人は中に入れなかったので、ここで一旦帰宅。

病院到着、すぐにLDRへ

21時ちょっと前に病院到着。

選んだ産院はLDR(陣痛、分娩、回復までを同じ部屋でできる)が

用意されていたので、

陣痛中、謎の分娩室への移動はなく、(長男の時はこの移動意味わからん…と思いながら歩いたな笑)

分娩後まで快適に同じ部屋で過ごすことができました。

LDRのベッドに乗って、まずは助産師さんが破水を確認。

抗生剤の点滴を打って、採血して、ってしてたら陣痛があっという間に強くなってきた。

痛いけど、まだ携帯を触って友達や家族に連絡取れるレベル。

助産師さんが、「結構痛いでしょ?大丈夫~?」って聞いてくれても、

「私痛みに強いほうなんで!」と余裕かましてた。

この後全然余裕じゃなかったけど。笑

日付が変わっても、5分間隔の陣痛が続いていたけど、まだいきみたいレベルの陣痛はなかなか来ません。

12:45 助産師さんが、「そろそろ旦那さんに電話しようか~」と言ってくれて、

いよいよか!と気合が入る。

と同時にいきみたいレベルの陣痛が急に訪れる。

やっと赤ちゃんに会える

1:05 主人病院到着。

目の前のスクリーンにはイルカさんの癒し動画が流れていたけど、

この時はイルカさんが霞んで見えるレベルの痛さ。

イルカさん、全然癒しの効果ないよ…と頭の中で文句を言っていたら、

「頭出てきたよー触ってみる?」と助産師さん。

「え、触っていいの?というかもうどうでもいいから全部出させてくれ笑」と内心思ったけど、とりあえず意識朦朧とする中触ってみたら、ふさふさの毛が!

さすが私の子、毛量はたっぷり!笑

1:15 元気な男の子を出産!

主人が到着してから、まさかの10分で赤ちゃんが出てきました。

間に合ってよかった。

へその緒カット、胎盤確認、カンガルーケア

主人は念願のへその緒カットができてご満悦でした。(長男の時は分娩が何人も重なってしまって、助産師さん忙しすぎて、切られてしまったことをまだ根に持っている…笑)

私も疲労で手が震える中笑、切らせてもらいました。

胎盤は初めて見たけどグロテスクだった(;・∀・)

こっちがお母さん側で、この膜に覆われて赤ちゃんは守られていて、、などなど丁寧な説明をしていただいて、なんかほんと人間の体って不思議だなーと

貴重な体験ができたと思います。

そして綺麗にしてもらった赤ちゃんが私の胸の上に!!

しばらくカンガルーケアの時間をいただいて、あったかくて、もうそれはそれは幸せな時間でした

分娩後、1時間くらい同じ部屋で赤ちゃんと過ごして、主人は帰宅。

短くも長い戦いは幕を閉じたのでした。

分娩時間は短くても、お産の大変さは変わらない

長男も次男も分娩にかかった時間は比較的に短く、この話をすると、

「超スピード出産うらやましい!」

「めっちゃ安産だね。あと5人くらい生めるね。笑」

などよく言われるのですが…。

私だって苦しかったし、死ぬほど痛かったし、楽な出産だったわけじゃない!と内心思っていました。でも、もっと苦しい思いをしているママがいっぱいるから、私はあんまり苦しかったとか痛かったとか話さないほうがいいのかなとも考えるように…。

出産の翌日次男を取り上げてくれた助産師さんがお部屋にきて、

「出産の痛み、大変さはママにしかわからない。みんな命がけで生んでるんだから、どんな分娩でも、楽なことなんてひとつもない。本当におつかれさま。」

こう言ってくれて、なんだか気持ちがふわーっと軽くなりました。

他の人と比べたってしょうがない。

赤ちゃんが健康で生まれてきてくれるだけで、本当に奇跡のようなことなんですよね。

これから育児で白目向きそうになっても、この日のことを思い出して頑張れるように。

今日の日のことを記録に残しました。

 

でも、もし3人目を産むことがあるのであれば、今度は無痛分娩を選択しよう。笑

死ぬほど痛かったよ~。