レディーファースト文化やハーフベイビーの可愛さに魅力を感じ、国際結婚にあこがれる女性も少なくないのではないのでしょうか。
私も若い頃実はそうでした。特に大した理由もなく、外国人と付き合えたらなんかかっこいいな、みんなレディーファーストで紳士なんだろうな、程度の感覚だったと思います。(そんなに甘くねーバカヤローと言ってやりたい。笑)
もともと外国で色んな人種の人と交流したいと思っていたので、自然と英語に興味が出て、海外に行きたいと思うようになり、
高校生のとき初めて訪れたカナダで主人と出会ったわけなのですが…
他人と夫婦になって結婚生活を送るのって、それだけですごく努力が必要なことだと思うのだけど、
国際結婚の場合は文化の違い、言葉の壁、宗教、いろんなバックグラウンドが違うから衝突は日常茶飯事です。
私は日本で生活しているので彼が合わせてくれることも多く、なんとかやっていますが、それでも喧嘩はよくします。
いつも同じようなことで揉めます。正直、離婚しそうなレベルのケンカもします。笑
お互いの妥協点をどこに設定するかですよね…でも普段は仲良しですよ!
今日はそんな私たちの夫婦喧嘩ベスト5を紹介します。そんなことで喧嘩することもあるのか~と参考程度にご覧ください。
第5位 ファッションの好み
私は主人のファッションについて文句はありません。なんというか特別おしゃれじゃないけど、シンプルカジュアルな恰好をしてくれているので、好きなものを着てくれていいと思ってます。
が、彼は私のファッションに物申すことが多々あります…
私のファッションは、特に個性的でもなんでもなく、年相応でもちょっと流行も取り入れたい…というかんじなのですが、(雑誌だとVERYとかCLASSYが好き)
彼は日本のファッショントレンドに乗ったアイテムなどは、あまり好まないことが多いような気がします。
例えば、パンプスやサンダルに白ソックス、ハイテクスニーカー、など。あとは、体のラインがあまり出ないナチュラル系のファッションも嫌い。
彼曰く、「色気がない」「女性らしさがない」ファッションは基本的にいいとは思わないんだとか。
例外で日本人のファッションかわいいなと思うのは、女子アナが着るような王道コンサバスタイルの子を見たときだそう。北米にはないスタイルらしい。
これはあくまで彼の個人的な趣向ですが。笑
北米の人限定かもしれませんが、やはり体のラインがしっかり出るワンピースや、女性をしっかりアピールできるスタイルが基本的に好きみたいです。
好きな服くらい着させてよ!と思わずイラっとすることもあるけど、彼と出かけるときは彼好みのファッションンに寄せ、女子会などのときは好きな服で出かけるというように場面に合わせて使い分けるようにしています。
第4位 義両親との付き合い方
私たち家族は日本で生活しているので、カナダに住む義両親と会う機会は多くはありません。家族との関係というのは、本当に国や宗教によって違いが大きいように感じます。
主人の家族はカナダ人ですが、アジア系の移民なので、母国の文化を大切にしています。個人的な見解ですが、なんとなくアジア系のほうが家族間の距離感もとても近いような気がします。
嫁の私にもプレゼントをたくさん送ってくれたり、しょっちゅうライン電話をかけてくれたりと、血のつながった家族として接してくれています。私も彼の家族は大好きなんです。
が、時々それが苦になるときもあります!笑 電話かけなきゃ…というプレッシャーが何となくあるんですよね。
主人は特にお母さんを大切にしているので、なんで電話かけないの?なんで写真送ってないの?としょっちゅう言われ、「私だってダラダラしたい時あるんだよ!」としょうもないケンカになります。
特に今はコロナの影響で、孫の顔を見せてあげれないので、早く会わせてあげたいなと思うし、その分たくさん連絡を取ってあげなきゃとは思うんですけどね。思うんですけど…笑
私のぐーたらでマメじゃない性格がかなり影響していますが、ここは家族と離れて日本で生活してくれている夫に感謝し、私が歩み寄らないといけないですね。。
第3位 ごはんのメニュー
彼はカナダ出身。やっぱり北米人。
ハンバーガー、ピザ、コーラ大好き。(こんなこと言ったら他のカナダ人に怒られるかな…?笑)
私はもともと料理が得意ではないのでそれもあるかもしれないけど、
夕ご飯の準備をしているときに、「今日マックUberしていい?」って言われることが多々あり、
私がぷっちーんとキレることがよくありました。
最近はもう慣れて、一週間に一回はマックorドミノピザの日と割り切っています。
でも今は離乳食を食べている息子が同じ食事をするようになったとき、
やっぱり週一マックはさけたいな…と思ってます。笑
もう一つ食べ物でよく揉めるのは、日本の家庭料理を毎日食べてもらえないこと。
煮物をはじめ、しょうゆベースの味が続くのは嫌みたいです。
日本人が海外旅行に行くと、現地で味噌汁飲みたくなるのと同じ心境なのかな。
たまにはハンバーガー食わせろみたいな。
国際結婚の最初の壁は、食文化の違いと言っても過言ではないと思います。
まだまだ料理は修行中なので、彼の胃袋を満足させられる料理をいつか出せるようになれるといいなあ。
第2位 潔癖度
私は潔癖症までいかないけど、ちょっと気にするタイプです。
それにしてもうちの主人は気にしないタイプ。シャワーも2日に一回。(マジでやめてほしい。)
日本で生活していると、本当にあらゆるところが綺麗で清潔に保たれていて、海外に行くとそのギャップにショックを受けます。
公共のトイレでも日本はとても綺麗。こういうところほんと日本人でよかったと思う…。
主人からすると、私は細かく気にしすぎ。
いちいち私が指摘すると、彼にとっては普通のことだから気にしてられないそう。
だから私も、気になることがあっても見えないふりをしてやり過ごして、彼には注意しないようにしています。
そう言っても気になることはいっぱいあるけど涙
第1位 子育ての考え方
例えば予防接種。カナダではBCGは打たないけど、日本では公費で打てる予防接種。
予防接種については国関係なくいろんな意見を持った人がいると思うけど、私は納得してすべて子供には打ってあげたいと思ってます。
主人は予防接種どうこうより、BCGの跡が残るのがすごい嫌みたいで、説得するのに半年かかりました。
少なからず日本ではまだ結核はかかる可能性がある病気であること、子供がかかると重篤化する可能性が高いことなどなど、、
やっと納得して接種した後も、注射跡を見るたびに「これはいつなくなるの?」と聞かれるのでちょっとイラっとします。
結婚後どちらの国に住むのかでも変わってくるとは思いますが、今まで常識だと思っていたことが通じなかったり、初めて知ることがあったり…
子育てにおいても、どちらかが妥協しなければならない場面ってたくさん出てくると思うんですよね。
うちはまだ未就学児なのでわからないことも多いですが、これから学校や習い事、色々揉めることあるだろうなーと思うと少し憂鬱。
でも国際結婚だからこそのメリットもあると思うので、ポジティブに常にコミュニケーションをよくとって解決していくことが大切だと思います。
うちは何としてでもバイリンガルに育ててあげたいと思っているけど、これも相当な努力が必要。(なんせ私の英語力がありんこレベル…笑)
バイリンガル子育てについてもまた別の機会にお話しできればと思います!
いかがでしたでしょうか。
国際結婚にあこがれるあなた、ちょっと嫌になりました?笑
超える壁はなかなか多いですが、それでも家族になれる二人は、それだけ二人が思い合っている証拠です。
相手が日本人でも外国人でも、大事なのはコミュニケーション!
少しでもこのブログが国際結婚に不安を持っている人の励みになれば幸いです。